DeAward 受賞者インタビュー
新人賞全国 1位

「超RICO!」様

DeAward2022「新人賞」全国1位に輝いたのは、神奈川県・生田を拠点にタコライスを販売する「超RICO!」様です。受賞に至るまでの苦労や試行錯誤の日々についてお話を伺いました。

受賞店舗について

超RICO!
神奈川県川崎市多摩区西生田2-1-25 サンクビル102
アプリで受賞店を見る
※出前館アプリをダウンロードのうえ、スマートフォンよりご確認ください。
アプリで受賞店を見る
※出前館アプリをダウンロードのうえ、スマートフォンよりご確認ください。
人気商品「目玉焼きタコライス」
このたびDeAward2022「新人賞」の全国1位に輝きました。受賞された時はどのようなお気持ちでしたか?

奇跡的にとれちゃった!という感じです。表彰式当日まで何賞なのかも順位も聞かされていなかったので、会場で1位と聞いて、同行したスタッフと一緒にひたすらびっくりしました。

出前館を始めた当初から受賞に至るまで、どのような歴史を辿ってきたのでしょうか?

2年前くらいから出前館を始めて、今は神奈川県の生田と南加瀬の2店舗を運営しています。どちらもゴーストレストランで、生田はデリバリー、南加瀬はテイクアウトで専門やっているお店です。

今回受賞したタコライスショップは、近隣に競合がなかったため、売れるではと思ってオープンさせました。初月からドカーンといった感じですね。掲載する写真も自分たちで撮って開始したところ、思ったより反響が良かったので、さまざまなオプションを追加していくことで、現在の形に至りました。

仕込みをするオーナー 赤節様
出前館のどんなところに魅力を感じていますか?

レビューがわかりやすいですよね。文章や写真付きでのレビューが可能で、悪い点も良いところも両方わかるのが魅力。いただいたレビューに対して試行錯誤を繰り返して、メニューやオプションを増やしたり、工夫できるのがありがたいです。

色々な試行錯誤やご苦労があって今回の受賞につながったと思います。どんなことが一番大変でしたか?

商品開発が一番苦労しました。レシピを開発するために、いろいろな店舗のタコライスを実際に食べてみて、研究を重ねて作ったレシピです。お客さん側に立ったときの値段設定を大事にしているので、原価を抑えるのも大変でしたが、うまくまとめて今の形に落ち着きました。

どのような工夫をしているのでしょうか?

値段設定に関しては、手に取りやすい値段を意識しました。ノーマル商品、スタンダードなものは低価格で設定して、オプションで単価を上げる形です。ご飯やタコスミートを大盛りにしたりトッピングをつけたりすることで、お客様からすれば自分で気に入ったものを追加できて満足いただけるし、お店にとっては単価が上がっていくというwin-winなシステムです。

出前館の管理画面でリピーター率も見られるのですが、70%くらいの方がリピートしてくださっています。普通のタコライスが気に入ったら、アボカドチーズのタコライスやお肉系のタコライスにチャレンジするなど、どんどん幅を広げてくださっている感じです。飽きずに楽しんでいただいているようで、とても嬉しいです。

商品開発に関しては、スタッフのアイディアも取り入れています。辛さを選べるようにしたり、タコライスにコブドレッシングをかけて食べると美味しいということがわかったのでオプションとして販売したりと、いろいろなアイディアを拾い上げて実践してみるというのも工夫している点ですね。

統一感のある商品写真。目を引くカラフルな背景を採用

画像に関しては、スマホ上でスクロールする中での、目につきやすさを意識しています。商品画像を切り抜いて、単色の黄色の背景に貼り付けています。黄色で統一することでお客さまの目にとまりやすくなると思っていて、一瞬でも指を止めてもらえればこっちの期待通りです。まずは興味をもって、とりあえず1回注文してほしいというイメージです。

あとは、写真と実際に届く商品のギャップを無くすというのも考えて作っています。最近はいわゆる“映える”メニュー写真が多いですが、私たちの場合は、使っている容器や量もそのままで撮って、多少の加工をして出している感じです。時代とは逆行しているけど、写真と実際に届く商品のギャップを無くしたことで信頼感やリピートにつながったのかなと、今になって思っています。

ゴーストレストランなので、広告費はそこまでかけていませんが、出前館を利用する方たちにターゲットを絞って、出前館アプリ上のPR枠を定期的に利用しています。半額祭はCMも打ち出してくれるので、新規客獲得の目的で利用しますね。

自分たちで配達もしているので、エリアの選別や時間設定に気をつけたり、同じ方向だったら一緒に配達したり、配達した地域のマンションにビラを配布したりと、1回の行動で2つ成果を得るなど、1way2jobを心がけています。

スタッフのアイデアを取り入れた数々の開発商品
ずばり、売れるための秘訣は何だと思いますか?

お客様視点になって考えるということを意識しています。お店都合の値段設定や商品作りにフォーカスしてしまうと、お客様視点が失われて、商品自体がエゴになってしまう。オペレーションの問題などもあると思いますが、ちょっとずつでも懸念点を減らしていく作業ですね。「うちで出しているのだから美味しいに決まっている」ではなくて「お客様が食べた時に美味しいと感じてもらえる」という視点で商品作りや値段設定に取り組んでいます。

今後の展望をお聞かせください。

出前館のおかげで「 DeAward2022「新人賞」全国1位受賞」という大きな肩書が手に入りました。これを契機に、本部ではフランチャイズ展開に力を入れて進めています。絶賛加盟店募集中で、現状20店舗くらいに加盟いただいており、「目指せ47都道府県展開!」で動いています。これが今の夢ですね。

他のインタビュー記事

リピート賞全国2位「あじ太郎」様

DeAward2022「リピート賞」全国2位に輝いたのは、北海道で仕出し弁当を販売し、ザンギ弁当がとくに人気を博す「あじ太郎」様です。受賞に至るまでの苦労や試行錯誤の日々についてお話を伺いました。